2009年04月02日
春を感じて
風子は、最近仕事に忙殺され、疲れ気味です。桜も咲き、木々の新芽も伸び始めたのに、季節のうつろいも感じず、心はまだ冬の寒さを抱えているようでした。そんな時、仕事で平塚に出かけました。打合せが早く終わり時間に余裕ができたので、ラディアン日曜朝市で、美味しい珈琲を販売している『カフェ アイラナ』に立ち寄ってみました。


『カフェ アイラナ』は、撫子原にあり、自家焙煎珈琲と旬の紅茶が売り物のカフェです。十一時開店なので、まだ三十分も早かったようです。でも、ドアが開いていたので、お店に入ると珈琲の良い香りが漂っています。何だか、身体がふわっと和らいだようです。

それは、「体に良い珈琲」をモットーにしているからです。厳選した生豆を焙煎で芯まで火を通し、こがしすぎないように急冷し、丁寧に手で選別して良質な豆だけにしています。選別された豆は均一で黒光りしていて本当に美しいです。
この選別で時には多量の豆がはじかれてしまうこともあるそうです。はじかれた豆は、最初廃棄していましたが、今は自然農法ぽんぽこファームの中村さんに引き取ってもらい、土壌改良に役立ててもらっているそうです。
マスターのお話は面白くて、時が経つのも忘れてつい引き込まれてしまいました。気が付くと、お昼も過ぎていて、お腹がすきました。

さくらティは、紅茶リーフの中に乾燥した桜の花が入っていて、ティポットにお湯が注がれると桜の香りがほのかに漂いました。
そして、さくらティをティカップに注ぎ、サンドイッチ、スコーン、シフォンケーキを味わいました。ゆったりとした時間が流れ、優雅なひとときを過ごすことができ、身体の中に春の息吹が広がっていきました。風子はすっかりリフレッシュすることができました。
このさくらティは、4月5日のラディアン日曜朝市で販売するそうです。お楽しみに。

帰宅すると星樹が「平塚市博物館で今面白い展示をしているよ。星座名を冠した珍しい石の道標についての展示なんだ。」と話しかけてきました。星樹は、今町の魅力づくり応援団で、吾妻神社から川勾神社までの道標づくりに取り組もうとしているので興味をいだいたようです。
南足柄市の大雄山最乗寺参道には、中国式の星座名を冠した珍しい石の道標が建っていて、その道程を知らせると同時に参拝者を導く灯籠として設けられたものがあるそうです。それは吉原の遊郭楼主らが寄付したものだそうです。星樹は仲間を誘って見に行くそうです。
平塚市博物館
「道了尊・星の参道」
3月4日(月)~29日(日)
ギャラリートーク
3月29日(日)15:30~
講師 澤村泰彦学芸員
「しお風」コラム「晴れ、ときどき、天の川」の執筆者
プラネタリウム「大雄山二十八星宿の道」
2月7日~4月5日
Posted by tomo at 03:16│Comments(0)
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